岩手県釜石市社協への災害派遣報告⑥

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 ずいぶんと間があいてしまいましたが、釜石の報告 ⑥(最終回)です。

 震災発生から3ヶ月が過ぎました。釜石市災害支援ボランティアセンターのブログではボランティア活動の様子が日々報告されており、復興に向けて着実に歩んでいることがわかります。

 さて、最終回は「地域のちから」について考えてみたいと思います。

 市内に約60ヶ所あった避難所では、それぞれ世話人の方がいました。(※1)ご自身も被災され避難所生活を送っている方や自宅が高台にあったおかげで津波の被害を免れ、自宅を避難所として開放している方など様々でしたが、いずれも市民の方で、避難所のリーダーとして行政や外部との連絡や避難所内の調整を行っていました。IMG_0806

 避難所の中では積み重なる疲労やプライバシーの確保などの課題はありますが、避難者の方々がお互いに声を掛け合い、支え合って生活をしています。

 また、ネットで調べてみると、巨大地震に続いて大津波が押し寄せるまでのわずかな間に担当地域の高齢者世帯などに安否確認と避難の声掛けに回った民生委員さんも多くいらっしゃったようです。

現在も被災地では、自衛隊や警察、消防署の方々が本当に一生懸命に活動されておりますが、上記に述べたように「地域のちから」も負けず劣らずとても大きな力になっていると改めて実感しています。

日頃は「地域との関わりってわずらわしい。」と思っていても、今回のような大災害の時に頼りになるのは目の前にいるご近所さんや自治会、民生委員さんだったりする訳です。そのことを考えると、普段から地域でお互いに助け合えるような関係づくりやそのための活動などがとても大切なんだなと再確認しました。

日頃のご近所さんとのあいさつが、災害時に地域の強いちからになることを信じています。 

 

さて、今回が一応、釜石市災害派遣報告の最終回といたします。ニュースなどではなかなか伝わらない部分をお伝えしたかったのですが十分に伝わらなかったかもしれません。すみません。

被災地への支援はこれからもまだまだ続きます。ぜひ、ブログをご覧の皆さんにつきましてもできる範囲のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

やっぺし、釜石! がんばろう、ニッポン!

※1  6月14日現在の釜石市内の避難所数は52ヶ所になっています。

地域在宅援護班  山野